便利なシンガポールのIDカード シンガポールのシステムは日本より先進的です。税、社会保障はもとより、健康保険や運転免許まで、一元管理で共通番号として使うことにより、メリットも多い。例えば、シンガポール国内どこの病院に行っても、国民一人ずつ与えられた固有の番号があれば、今までの診察データを他の医師が使えるようになっています。役所の業務効率化などにも多大な恩恵があり、それは最終的にシンガポール人の高い一人あたりのGDPに反映されています。
英語名があるシンガポール人 シンガポールは他民族国家です。中華系、インド系、マレー系などがいます。中華系の場合、本名は漢字で表記されています。本名の順番ですが、中国系住民は姓・個人名の順番で、その他の住民は個人名・姓の順番です。ただ、どの住民も本名の他に英語名を持っています。日本人を含む外国人に名前を教える場合、短くなじみやすい英語名を教えてくれるケースも多いです。公的ではない英語名から情報を引き出すのは非常に困難になります。確認できるときにできるだけ本名を確認しておいたほうが良いでしょう。
シンガポールの住民 他民族国家シンガポールの人口はおよそ500万人です。中華系住民が75%以上を占めます。その他では、マレー系が約14%・インド系が約9%です。公用語は英語・中国語(北京語)・マレー語・タミル語の4言語あります。正式国名は Republic of Singaporeで国名の意味は、サンスクリット語で「ライオンの町」から来ているそうです。
国際金融都市 シンガポール 2011年9月にイギリスのシンクタンク Z/Yenグループが公表した代表的な金融センターの指標でシンガポールは770得点を獲得して世界第4位の金融センターと評価されました。同ランキングで東京は上海にも抜かれ6位になっています。シンガポールは世界で代表的な金融センターとしての地位を不動のものにしつつあります。シンガポールの町のシンボルになっているマーライオンを正面からみると、その背景には HSBC、OCBC、Citiなど世界金融大手が軒をつられている姿を確認できます。